チェーンソーの販売をしていると「始動が苦手」や「いつも失敗してカブるんだよね」って声を聴きます。
その中で多いのが「チョークの操作がよくわからない」です。
冷えてる時は引くけど戻すタイミングは???
初爆を確認したら戻すって言うけど、聞き取れないよ…
そもそもチョークって何に?
そんなお悩みを解消する機種があります。
共立のCSA340です。
このCSA340、チョークノブがありません!
そうです、AutoChoke(オートチョーク)ってカバーにもステッカーが貼ってあります。
もうチョーク操作は必要ないんですね。
どうやってるかってのは↓の写真
点火コイルとシリンダーの間に温度センサーが取り付けてあります。
このセンサーでシリンダー温度を検出し、コイルに内蔵したマイクロプロセッサがチョークが必要か判断。
必要な場合キャブレターに内蔵したソレノイドを制御し空燃比を濃くして始動性を向上させます。
構造的には以前ゼノアが販売していたハイブリッド刈払機Hbシリーズと同じような制御です。
なので、始動はエンジンスイッチをONにしてリコイルを引けばOK
簡単ですね。
メカ的に複雑なんじゃないの?って心配はご無用!
凄くシンプルです、って言うかスッキリしすぎ。
チョークバルブは付いてますが全開固定でリンクは接続してません。
マフラーには例の「網」がついてます。
低品質オイルを使用するとカーボンで詰まりますね。
始動後、アクセルを開けても回転上昇もエンストもしない症状がでたらココの詰まりです。
網は簡単に取り外せる仕様ですが自己責任です。
ま~、ちゃんとしたオイルを使えば心配いりません。
底部もシンプルな構造、シリンダーフィンまわりも十分なスペースが確保されて冷却不足は心配ないでしょう。
ちなみにオイルポンプの調整スクリューは有りません。
防振はスプリング防振、手抜きはないですね。
CSA340は煩わしいチョーク操作から解放してくれます。
共立らしく真面目に作られていて好感が持てるモデルですね。
CSA340 35センチバー25APモデルは店頭価格¥48,000(税込)で販売中です。