Quantcast
Channel: PLOW上越・ホンダウォークの修理ブログ
Viewing all articles
Browse latest Browse all 811

ホンダハイブリッド除雪機 HS1390i エンジン焼付きの続き

$
0
0

長野県飯山市よりお持ち込いただいたHS1390iエンジン焼付き修理 ( ̄□ ̄;)

 

焼付きの原因はタペットカバーから出ている「ブローバイホース」の取り回しミスですヽ(`Д´)ノ

 

エンジン内部圧力を大気開放するホースで先端はどこにも繋がらずブラブラでOKなんですが…

なぜかエアクリーナーケース内部に折り曲げて突っ込んで有りました

ホースが折れてるんで内部の圧力が異常上昇、ブロックのゴムプラグを押し出しオイルが噴出。

結果、焼付きが発生。

 

完全な整備ミスですね ヽ(`Д´)ノ

見積りの為分解作業です。

クランクシャフトが回転しないのは外部点検で確認してますが、内部の破損状況を確認します。

要するに「ブロック」と「ヘッド」が無事か?って確認です。

ピストンは吸引すると動きます、でもクランクシャフトは動きません ヽ(;´Д`)ノ

コンロッドが折れてます、クランクもダメですね。

ブロックを観察するとタンク下で盛り上がって割れてます (つД`)ノ

ピストンを詳細に確認すると最外周部が潰れて色が変わってますね。

コンロッドから離れてヘッドと衝突した痕跡です。

ヘッドのバルブも動きが渋くなってます。

ピストンと干渉したのが原因ですね。

 

タンクや電磁クラッチなどの周辺パーツ以外を全交換となります (´_`。)

かなりの高額修理ですね。

 

部品入荷待となりました。

 

 

 


Viewing all articles
Browse latest Browse all 811

Trending Articles