6年程前にHS655を購入していただいたお客様より緊急コールです ヽ(;´Д`)ノ
除雪中にだんだん雪が飛ばなくなったそうです。
早速点検です。
症状から分解整備が必要なのでPLOW上越店へ引上げました。
シャーボルトや連結ボルトはOK、オーガミッションも大丈夫です。
って事はクラッチですね ( ゚ ▽ ゚ ;)
オーガハウジングを外すとクラッチが見えます。
HS655はベルトを1本も使ってませんよ。
走行はエンジンと機械的に接続されたミッション駆動。
オーガは乾式多板式クラッチで駆動します。
これがクラッチ (ノ´▽`)ノ
クラッチが滑った時特有の匂いがします…
クラッチユニットを取り外し分解して各部の状態をチェック。
ディスクの摩耗やスプリングの劣化を基準値内か確認です。
ディスクの基準値は4.0mm∓0.05 摩耗限度3.0mm
測定の結果 3.87mmで基準値内ですがフェーシングが焼損している部分がありダメですね。
スプリングは基準値36.1mm 限度値 34.3mm
測定値は33.5mmで限度を超えて劣化していますので交換です。
部品の発注をして入荷待ちとなりました。