今回の大寒波、凄かったですね (´□`。)
今回のトラブルは第一世代ハイブリッド機「HS1390i」です。
症状は作業中に突然停止、警告灯が点滅します ( ̄□ ̄;)!!
走行できなしし、パワーハイトも動かない ヽ(`Д´)ノ
こまったもんです。
早速故障診断を開始します。
不具合を再現する為に試運転をします。
作業開始後1分位で症状が発生、エラー表示も発生しますね。
オレンジ色のランプの点滅回数で不具合系統が分かります。
表示される点滅回数は「8回」 (ノ゚ο゚)ノ(ノ゚ο゚)ノ
「右電磁ブレーキ断線」のエラーコードです。
ハイブリッド機は停止時にブレーキがかかります。
坂道で止めても勝手に落ちてこないのはこのブレーキのおかげ。
でも、このコードが表示されたからって電磁ブレーキが壊れてるとは限りませんよ。
犯人探しは慎重に行います。
電磁ブレーキシステムはECUからの信号を矢印↑のコネクターを通してブレーキユニットを制御します。
ECUや配線がダメでもエラーコードが表示されます。
じゃーどっち?ってのが診断です。
↑の白いコネクターと緑のコネクターが左右の電磁ブレーキコネクター。
この差し込みを左右逆にして表示が8回から9回に変化すれば電磁ブレーキが犯人 ∑ヾ( ̄0 ̄;ノ
*9回点滅は左電磁ブレーキ断線の合図
ECUの神経を左右入れ替える診断です。
配線を入れ替えた結果「8回点滅」 Σ(゚д゚;)
変化無しですね。
って事はコネクターから上流に問題があるんです。
配線類を確認しますが問題無しです。
って事はECUの不良です。
バッテリー右上に付いてる黒い箱がECUこれを交換します。
↑が新品のECU (ノ゚ο゚)ノ
交換後正常に動作するようになりました。
週末の寒波に間に合ってよかった。