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Channel: PLOW上越・ホンダウォークの修理ブログ
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週末は刈り払い機修理が増えます

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週末になると刈り払い機修理が増えるんです (ノ゚ο゚)ノ


今日はロビン「NB251」



全然吹けません ヽ(`Д´)ノ


早速故障診断に入ります。


真っ先に確認するのは「シリンダーの損傷」 Σ(゚д゚;)


ココがダメならにやっても良くなりません

この機体はOK、オーナーのオイル管理が良かった証拠です。



燃料ストレーナーも詰まりはありません。

★ここが詰まると高速回転で燃料供給が不足して焼付きます Σ(゚д゚;)


キャブレターを分解して内部をチェックします。



一番下の蓋を外すとメタリング・ダイヤフラムが見えます。

パリパリ」に硬くなってますね ∑ヾ( ̄0 ̄;ノ


この部分がダメだとメタリングレバーが正常に動作しなくなり燃料供給不良がおきます。



真中のレバーがメタリングレバー

ダイヤフラムが動く事でニードルを作動させ燃料を流入させます。

レバーの高さが狂って無いかも重要


フロート式キャブのフロートみたいな役目をしてます。



さらに分解するとこうなります。


赤い矢印は「メインジェット」キャブレターではおなじみの部品。

青い矢印の筒の裏側に前出のメタリングレバーで動作するニードルバルブがあります(ノ´▽`)ノ


黒いのは「ポンプダイヤフラム」 \(゜□゜)/



これが非常に重要な部品!


青矢印の所が「ポンプ」 (  ゚ ▽ ゚ ;)


エンジン内部でピストンが上下する時の圧力変動を利用して脈動させてるんです。

赤矢印の部分はリードバルブ。


ポンプで送り出した燃料が逆流しない様に頑張りますヽ(;´Д`)ノ


このキャブレターはポンプパリパリ」、リードバルブガチガチ」でほとんど役に立ちません \(*`∧´)/


コレじゃーまともにエンジンは回りませんな。




で、組み付け完了 (ノ゚ο゚)ノ


でもこれだけじゃー調子が出ないんです (  ゚ ▽ ゚ ;)


キャブレター上部にある(-)ネジがニードル高さ調整部。

ニードルを調整してベストな空燃比に調整します。


今回は下記部品を交換

①メタリングダイヤフラム

②上記ガスケット

③ポンプダイヤフラム

④上記ガスケット

⑤エアクリーナーエレメント


総額¥8,800の修理となりました。









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