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Channel: PLOW上越・ホンダウォークの修理ブログ
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STIHL 036のエンジン不調

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最近部品供給が心細いSTIHLのゼロシリーズ ∑(゚Д゚)


今日の患者は「暖機後、高速域不調」(ノ゚ο゚)ノ


現状確認を行うと確かに調子わるいな。

トップが10,950RPM ヽ(`Д´)ノ

全然回ってませんね。


プラグを外してシリンダー壁をチェックしたら凄く綺麗

早速不具合診断に入ります。



始動性は良好、冷機時の回転上昇はスムーズ。

でも、暖機後不安定( ̄□ ̄;)!!

一次圧縮もOKでしょう、これなら。

で、Lニードルでリッチダウンを取りH絞ってみますが改善しません。


キャブレター関連の不調のようですね。



キャブを外すと (  ゚ ▽ ゚ ;)

メタリングダイヤフラムのキャップがコンな…



当然、ダイヤフラムはこの通り。

うまく作動しなくて当然ですな。



ポンプダイヤフラム側も異物が∑(-x-;)

ポンプ部も伸びてますね。



大きい丸い部分のが付いてますが、ここも汚れで半分塞がってます



この機体のキャブはC3A-S19が装着されてました。



ダイヤフラムの材質も変更されています。

黒いのが新しいポンプダイヤフラム。


キャブレターオーバーホール後にニードル調整して、エンジンの調子をだします。


入庫時Lが1 1/4Hが1 1/8にセットされてました。


今回の調整で、Lは1回転でOKでしたが、Hは少し締め気味の3/4回転13,000RPMにセット。


イイ感じになりました (ノ´▽`)ノ


試運転で試し切りしましたが、036はやっぱり良いな。

イイ時代に造られた名機です。











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