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Channel: PLOW上越・ホンダウォークの修理ブログ
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ホンダ「HS80JS」新品キャブはまだ売ってます。

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ご近所の電気屋さんが「エンジンかからない」と持ち込まれました。


ホンダスノーラ「HS80JS」 ((((((ノ゚⊿゚)ノ


昭和の機械ですがまだまだ現役でがんばってます。



このHS80、構造がシンプルなのでもの凄く長寿命。

部品がある内に修理すればもう10年くらいは頑張れそうです。


今回の不具合は「始動不能」 (ノ゚ο゚)ノ


リコイルロープを引くと「ポコッ、ポコッ」とかかりそうになるけどかからないヽ(`Д´)ノ


故障診断を行うと

①タンク内の燃料と腐食は OK

②点火火花 OK

③圧縮 リコイルの引き具合で正常と判断 OK


って事で燃料系が怪しいな( ̄∩ ̄#


で、フロートチャンバーを外すと凄い事に Σ(゚д゚;)



「なんじゃ、ゴりゃーッ」\(*`∧´)/

凄い悲惨…


タンクが綺麗なのでここまでとは思ってもみませんでした。


オーバーホールするよりも新品に交換ですね。


HS80」は昭和の機械ですが新品キャブレターはまだ販売しています。

品番 「16100-ZE2-H23」が適合品。

(パッキン「16221-ZE3-800」も替えてね)


旧車は部品があるうちに交換しとくのが末長く使う秘訣。

供給終了してからではあとの祭りです。

*ミッションのフリクションディスクもメーカー在庫沢山あります。



交換は意外と簡単 (ノ´▽`)ノ


エアクリーナーケースとエンジンを覆っている鉄板を外すとキャブレターが見えます。



細いバネを折ったり、曲げたりしない様にさえ気を付ければ大丈夫。



燃料ホースを↑のような器具で挟むとガソリン漏れが無く楽に作業が出来るんです (ノ゚ο゚)ノ


後は外したリンクを元通りに復元。


アイドリング回転数と最高回転数を調整して完了 \(゜□゜)/


30分程の作業です。


これから数年は活躍してくれる事でしょう (ノ´▽`)ノ


このHS80、供給終了部品が増えてきました。

リフレッシュするなら急いだ方が良さそうです。













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