ひごろ除雪機とか薪割機などシンプルな機械を相手にしているとむしょうに精密機械をやりたくなります。
今回はニコンのフィルムカメラF2フォトミックです。
ニコンF2の発売は昭和46年、わたくしコセキが2歳の時ですね。
もう50年近く昔です。
日本の工業製品が世界の頂点を極めた時期、信じられないくらいのクオリティーですね。
この後、ライツが経営危機に陥るのも無理ありません。
今夜のお題は、ミラーボックス整備(モルト交換、鳴き対策)、露出計電源異常修理、スローガバナー整備。
モルトは劣化してボロボロ、ファインダーやミラーの黒い点々は粉状になったモルトの影。
ミラーボックス内部やボディー遮光モルトは全交換。
ハッセルブラッドほど安易な使い方はしてませんがモルトは数か所に使われれます。
シャッター幕はまるで新品の様です。
メカ類の使用感は僅か、あまり使われなかったんですね。
少々のカビがありますが清掃滅菌し処理で問題無し。
セルフタイマーはベンジンで洗浄、注油で正確な時間を刻む様になりました。
タイマーレバー部に秒表示があるカメラ少ないですよね、精度に自信がないとできないな。
カメラ整備をしている時間は至福の時です。
あっという間に深夜3時過ぎ、続きは明日のお楽しみに取っときます。