ブリッグスの人気除雪機1222Eの出荷前調整作業です。
我々PLOWでは出荷前に始動確認と入念な作動テストを行い皆様に出荷しています。
そんな作業の中で稀にエンジン作動基準値を少し外れた機体がでます。
そんな時は熟練メカニックにより再調整を行い完全な状態にしてから出荷します。
今回、上記の確認作業でエンジン回転数が基準値を若干超える機体があり調整しました。
症状より最高回転数を自動調整するガバナーの調整ズレと判断、修正作業にかかります。
外装カバーと燃料タンクを取り外しガバナー部にアクセスしましょう。
これ、燃料タンクの下、普段は隠れて見えない所です。
左上にマフラーが見えますね。
中央の下に伸びているのがガバナーアーム。
その先端とからキャブレターのスロットルにガバナーシャフトがつながっています。
調整はガバナーアーム付け根のガバナ軸とアームの位置関係を規定位置にセットます。
説明が複雑になるので↓写真に要点をまとめました。
こんな感じです。
調整を失敗するとエンジンが吹け切ってエンジンが壊れます。
間違いない調整が必要です。
この1222Eは正しい回転制御で正確に作動するようになりました。