Quantcast
Channel: PLOW上越・ホンダウォークの修理ブログ
Viewing all articles
Browse latest Browse all 811

ゼノアG3401EZの整備

$
0
0

ゼノアG3401EZの整備です。

 

お客様よりエンジンの微妙な不調があると言う事でお預かり。

始動性がよくて軽くてイイ機械ですG3401EZ。

枝処理なんかに最適です。

 

ドライブテストをしたところ下記の不調が確認できました。

①低速で脈が弱い

②加速追従性が悪い

③最高回転数が上下動する

④カッティングテストで力が無い

 

圧縮圧力は規定値ギリギリですが出てますね。

点火系はOK。

ストレーナーは微妙、交換ですね。

キャブ回りは切りくずでこんな状態。

メタリングカバーの穴もふさがってる可能性大です (´□`。)

キャブレターに問題があるようなので分解です。

吸気ポートから見るピストンは綺麗、シリンダー壁もGOOD!

分解したキャブレターです。

メタリングはまずまずですがポンプダイヤフラムは硬化してます。

加速追従性の悪さはこれが原因ですね。

純正ダイヤフラムKITを使用してオーバーホールします。

セットだと便利ですね。

 

組付け後キャブレターの調整を行い無事元気を取り戻しました。

 

この機種の最高回転数は12,000~13,500回転が基準値です。

 


Viewing all articles
Browse latest Browse all 811

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>