雨が続き、田畑の草がドンドン伸びてます(ノ_・。)
蒸し暑さの中での草刈りって体力を消耗します。
まして、機械の調子が悪いとほんとに泣けてきますよね。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。
今回の患者はゼノアの刈払機BC2610です。
現象はエンジンは始動するが回転が上がらず刈刃が回ろうとしない。
そしてエンスト発生、その後始動困難という状況です。
まずはエンジンと作業機部分のどちらに不具合が有るか確認する為、竿とエンジンを分離します。
で、外したところ((((((ノ゚⊿゚)ノ
クラッチシューが完全に焼けてます。
こんなになる前に前兆は有ったんじゃないかな?
ハウジング側もこんな感じでよく焼けててました。
ユーザーに使い方を尋ねたところ、近隣への騒音を気にしてエンジン回転を下げて作業していたそうです。
刈払機のクラッチは「遠心クラッチ」と言ってエンジン回転が上がるとシューが遠心力て広がってクラッチがつながります。
当然回転が下がればクラッチは切れるんですが、中途半端な回転で作業すると半クラッチ状態になりクラッチが過熱して焼けるんです。
自動車でも半クラッチで走るとクラッチが焼けますよね。
刈払機も同じなんです(;^_^A
くれぐれも、低速回転で負荷の掛かる作業はしないで下さいね。