永い事機械屋をしてると色んな物の修理をする様になりました。
タイヤショベルとかバックホーとかブルドーザーとか・・・
もともとは自動車整備士だったんですが(_ _。)
春になるとこんな物の修理も頼まれます。
実はこの手の機械を整備してる時が一番幸せな気分になれるんです(;^_^A
↑は最近オーバーホールして絶好調のライカM6と新エルマー。
ライカは分解するたびに関心させられます。
良くできた子です。
でも今回のご依頼は「え”ッ」と驚く状況でした。
巻き上げが何か重いというご用命。
いつも通りパパッとトップカバーを外したのはイイのですが。
巻き上げギヤのチェックしたとたん「ヤバいじゃん」(w_-;
発見してしまいました。
原因を。
↓の部分、ボディーと巻き上げギヤが干渉してるんです。
ボディーには逃げ加工がしてあるのですが、位置が合ってないヽ(`Д´)ノ
やっぱりカナダ製ライカはダメなんでしょうか?
ドイツ製以外はライカじゃない!と言っていたあの人の顔が浮かびました。
そうは思いたくないんですが。
当時の組立作業員は分かっていたと思うんですが。
このまま出荷しちゃったんですね。
チョッと悲しくなりました(。>0<。)
全バラしてリューターで「ピーッ」とやるしかない様です。