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Channel: PLOW上越・ホンダウォークの修理ブログ
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ゼノアのキャブレター整備

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刈払機修理の連発でダウンしそうです ( ̄Д ̄;;


今回はゼノアの背負い式BKY2650キャブレターWYJ」の整備。



お馴染みWYJ (ノ´▽`)ノ


エンジン不調の原因究明をします。



こっちがエンジン側。

積み木構造なので下から分解していきます。



こんな感じでバラバラになりました。


ここから各部をチェック (ノ゚ο゚)ノ


不具合を見つけならがオーバーホールをします。



まずはポンプダイヤフラム部。

ポンプは延びてリードバルブは変形して固くなってます。

これじゃダメですね。



メタリングダイヤフラムを剥いで内部を確認。


が出てます。

燃料に混入した水分がここに蓄積したようです。

ニードルバルブやシートの状態が心配です。



真ん中の金色のがメインジェット ((((((ノ゚⊿゚)ノ

取り外して清掃します。

腐食しているようなら交換しますが今回はOK。



次はメインチェックバルブの点検。

ビニールホースをあてがい「吸って通る」「吹いて遮断」してればOK。

メインジェットと直結してる重要な部分です。

しっかりチェックします。



分解したキャブと新しいダイヤフラム類やニードルバルブを組み込みます。

新品のダイヤフラム超柔らか~、全然違います



この時重要なのがメタリングダイヤフラム高さ ∑ヾ( ̄0 ̄;ノ


ボディーとメタリングレバー先端の高さを規定値にセットします。

ッて言っても曲げて調整するんですけど。


これが微妙力加減が必要\(゜□゜)/


曲げすぎ禁物です。


規定値は1.5mmです。


この調整でエンジンの調子が全然変わります。

チェンソーのキャブでも重要な部分です。


全部組んだらエンジンに取り付けてニードル調整を行い空燃費をベストな状態にセットします。

スロットル軸中央上部にある-が切ってあるネジで合わせます


でもこのネジ、強く締めちゃくとダメになるんです。

キャブが死んじゃいますよ ((((((ノ゚⊿゚)ノ


もしくはエンジンが焼きつきます


調整はプロに任せてください。


ニードル調整はまたの機会に書きますね。




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