久しぶりに発電機です。
現象は「暖機後、エンジンより若干の異音がする」です。
非常用に保管されていてほぼ新品状態の機体です。
引取後、現象確認をしましたが若干メカノイズがでます。
「若干」ってのが困り物なんです。
メーカー曰く、動作に支障のないメカノイズは保証対象外との事。
機械である以上音は出ますと言うのが言い分のようです。
今回はユーザーの意向もあり分解に着手しました。
作業ベンチにのせエンジンオイルを抜き取ります、オイルに異常は有りません。
ここまで約20分の作業。
ローターが結構しぶとくて特殊工具が無いと辛いかな(;^_^A
ガスケットはメタルです。
作業開始後42分、やっとピストンとクランクシャフトが抜けました(ノ゚ο゚)ノ
ピストンのスカートは軽い当たりがありますが、至って普通なレベルです。
自動車では当たり前のメタルが有りません((((((ノ゚⊿゚)ノ
汎用エンジンはメタルレス、コンロッドとクランクピンが直接組み合わされています。
オイルの状態にシビアな構造ですよね。
異物や劣化オイルなどでダメージをダイレクトに受けるんです。
今回はここまで、次回に続きます。