春っぽくなると草刈系の機械が入庫してきます。
スパイダーモアの整備も増えるんです。
分解中のSP850Aの写真です。
これ、エンジンとハンドル部を外したスパイダーモアSP850A (ノ゚ο゚)ノ
余計なものが無いとスッキリしてますよね。
ロビンEC08D型 2サイクルガソリンエンジン。
レガシーとか造ってる富士重工業製なんです ((((((ノ゚⊿゚)ノ
エンジンの出力は下の丸い遠心クラッチを通してミッションに伝わります。
これが遠心クラッチ。
回転すると遠心力で外周のクラッチシューが広がり動力を伝達します。
内側のバネはクラッチシューを内側に引っ張って戻す仕事をしてます。
シューの回転力がバネ力を上回るとクラッチが広がります。
このバネが弱ると低回転でクラッチが繋がって、勝手に走ったり変速時にギヤ鳴きしたり悪さをします。
クラッチシューはこの丸い部分の内側に入ってるんです。
この円盤を回す事で機械が動くんです。
意外とクラッチスプリング「ビロビロ」の機械が多いんですよね。
ギヤが入り難いとかクラッチの切れが悪い時は要チェックです。