使用期間1シーズン、テレメトリーで確認すると38時間稼働のHSM1590iです。
初回点検でのオーガ軸の給油作業時の光景です。
オーガハウジングサイドプレートを外し、オーガ部分を取外します。
で、この部分が肝心の軸です。
拡大すると
イー感じに錆てます、グリスも劣化して完全に潤滑不足の状況。
前にも書きましたが、この部分は新品時のグリス塗布量がトテモ微量なんです。
もっといっぱい塗ってくれればいいのにとイツモ思います(・Θ・;)
コスト削減の為なんでしょうかね…
出来れば新品未使用時に分解グリスアップが望ましいと思っちゃいます。
私は整備時にスレッドコンパウンドを混ぜた特製グリスを塗布しています。
これを塗っておいた機体のオーガ軸は3年使用ても新品時と殆ど変らないほど確りしています。
メーカー出荷状態でグリスアップ未実施の機体は悲しいくらいグラグラになります。
この軸の構造も3世代目でHS1390Zなどの初期タイプと比較すると耐久性は上がっていますが
潤滑不足の状況ではやはり厳しんですね。
一度摩耗した軸はグリスを塗っても元には戻りません(ノ゚ο゚)ノ
当社ではHSMシリーズの除雪機点検パック時にはこの部分を分解グリスアップしています。
(もちろん点検パック料金内作業です)
単独作業をご希望の場合は¥8,400で作業いたします。