数年前からメンテナンスでお付き合いいただいているお客様よりの依頼。
フジイ除雪機FSR1013Fの燃料タンク交換です。
製造期間は1995年~1999年
最終型でも20年は経過。
かなり年期の入った機体ですがメンテナンスしてるんで大きなトラブルは無し。
今回は去年よりの課題だった腐食した燃料タンクの交換です。
こんな感じですが、2年前に錆さびだった部分を削って清掃してこの状態。
一度腐食した部分は清掃しても錆が進行します。
錆の細かな粒子がキャブレターのフロート弁をダメにします。
なのでタンクを交換しましょう。
搭載しているエンジンはホンダGX390K1L1
減速型エンジン、HS1390Zと同じですね。
FSR1013Fはボンネットが開閉するので交換作業は簡単です。
ボルト2本、ナット2個と燃料ホースを脱着。
下から覗くと固定ナットが見えますね。
タンクを外した図、ガバナー調整はこの状態で作業します。
今回はしませんが。
新しいタンクを載せボルトナットで固定します。
今回は赤いタンクをチョイス、ホンダHSS1170nJXのタンクを載せました。
部品番号 17500-Z5T-810ZE
ちなみに元のタンクは17500-ZE3-811ZA (白くてメーターが横に動くタイプ)
実はHSS1170nJXのエンジンもGX390。
赤い方が見た目が新鮮!
15分ほどで交換作業は完了です。
燃料を注入し滲みがないか確認しエンジンを始動!
まだまだ頑張れますねFSR1013F