Quantcast
Channel: PLOW上越・ホンダウォークの修理ブログ
Viewing all articles
Browse latest Browse all 811

ホンダ除雪機 HS80K1のベルト交換

$
0
0

除雪機整備のご依頼が急増中 (ノ゚ο゚)ノ

 

急ピッチで進行中です。

本日最初は「HS80K1」(ノ´▽`)ノ

HS80の2型、昭和61年発売の機種、30年以上前ですね。

ご依頼はベルト交換、早速作業です。

まずは邪魔なバッテリーケースを移動します。

スッキリした所でシューターのリモートロッドとオーガハウジングを取り外し。

オーガハウジングはM8ボルト10本で固定されてます。

分離完了、ベルトテンショナーとブレーキの点検です。

これがオーガブレーキ、シューが貼り付けて有ります

シューが摩耗したり剥がれていないかチェック。

*HS870からは鉄板プレス、シューは廃止 ( ̄□ ̄;)

問題ないので走行ベルトを交換。

部品番号は「22431-738-A01」SA32のレッドが指定。

走行ベルトを取り外すにはプーリ下部の脱落防止金具を緩めます。

M6ボルト2本を緩めます。

*走行ベルト交換だけの場合はハウジングを外さなくてOK

 ウイリーさせてこのプレートを外せばイケますよ。

次はオーガベルトの交換。

ベルト脱落止めの金具が2か所についてます。

これが有るんでオーガハウジングを取り外さないとベルトは抜けません。

部品番号は「22432-736-A01」LB33スーパーゴールドが指定。

↑のプーリー横の金具固定ナット各2個を外します。

*必殺技を使うとハウジングを外さなくても交換が出来ます。

 オーガミッションとプーリー軸の連結を解除してプーリーを

 後ろ方向にベルト幅分移動させるんですが…

テンショナーの点検もあるんで正しい方法で交換しましょう (ノ゚ο゚)ノ

後は復元作業とテンショナーワイヤーの調整を行い完成です (ノ´▽`)ノ

これで今年の冬も安心ですね。

 

HS80も製造から30年以上が経過して部品供給も心細くなってきました。

ミッションのシャフトやギヤ類は供給打ち切りですが消耗品はキャブも含めてまだ入手可能な部品が多く整備する事で継続使用も有る程度可能です。

 

お困りの事案がありましたらご相談下さい。

 

 

 

 

 


Viewing all articles
Browse latest Browse all 811

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>