週末はチェンソー三昧 ヽ(゚◇゚ )ノ
本日最初はスチールMS280C-BI
始動性が悪いという事で持込み頂きました。
発生頻度はあまり高くない様で診断が難しいケース (´_`。)
現象再現性が低いと困りますね。
確認作業を行うと始動性が悪いってより中高回転時に安定性が悪いんですが…
圧縮と点火はOKなのでキャブの診断です。
キャブレターを露出させるとこんな感じです。
HD-39です。
ソレノイド付きが特徴 Σ(゚д゚;)
「インテリジェント・エンジンマネージメント」搭載って事ですね。
Mトロニックになる前のタイプ(原始的なタイプ)
やってる事はほぼ同じです。
黒い樹脂部品が電磁ソレノイドバルブ。
点火コイルに内蔵されたマイクロプロセッサが凄い速さで開閉させてます。
1秒間に30回開閉してます。
なのでHニードルはありません \(゜□゜)/
点検するとダイヤフラムはふやけてます、ファイバータイプの宿命ですね。
インテリジェントマネージメントシステムの制御を点検しましたが制御してます。
ソレノイドのパルスもオシロスコープで波形観測するとOK。
問題は↑
ソレノイドバルブが射出成型時のパーティションに沿って割れてます。
キャブレター内部パーツの交換を行うよりアッセンブリー交換が費用的に安くすむのでキャブレター交換ですね。