タナカのチェンソーECS-3302の修理です。
症状は「初爆はあるが始動しない」 ヽ(`Д´)ノ
2年程放置していたそうです。
燃料を入替、始動テストを行いますがご用命通りの状況 (-_-メ
シリンダー壁の状態、排気ポートの詰まり、圧縮圧力、点火火花はどれもOK。
って事は燃料系統です (´□`。)
キャブレターは超スタンダードな「WT」。
分解点検です。
ダイヤフラムが酷い状態ですな。
メタリングダイヤフラムが「カチコチ」 (´_`。)
コレじゃーメタリング室の燃料圧力はめちゃくちゃです。
ポンプダイヤフラムも硬化してるんで交換です。
*標準のダイヤフラムじゃ面白くないんで
ちょっと違う仕様でくみます。
燃料ホース類はOK。
このエンジンもクランクケースリードバルブの「アレ」です。
組み上がったキャブをエンジンに取付セッティングを出します (ノ´▽`)ノ
このタイプのエンジンはリッチダウンを少し多めに取るとトルクが出ます。あ
*濃くてもストールしにくい
Lニードルは少しピ―キ―なんで気を使いますが、きっちりセッティングを出すと廉価チェンソーとは思えないくらい従順に回ります。
今回もイイ感じに回るエンジンになりました ヽ(゚◇゚ )ノ