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Channel: PLOW上越・ホンダウォークの修理ブログ
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ホンダ耕運機F210 オイル漏れ修理

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春ですね、耕うん機の修理です (ノ´▽`)ノ

ホンダこまめ F210」です。

ミッションよりオイル漏れが発生 ( ̄□ ̄;)

早速修理です。

燃料コックをOFFにしてこんな姿勢にしてからローターを外します。

シール部よりかなりもれてますね~

シールを抜いて軸を確認。

軸とシールの当たり面の腐食が過大の場合軸の交換も必要です。

今回の機体はギリギリOK ヽ(゚◇゚ )ノ

左右両方のシールから漏れてました。

 

F210のオイルシールは年式によって2種類の部品番号が存在します Σ(゚д゚;)

機体番号が「1018165」より前の機種は初期型

部品表では「91256-737-003」と「91255-737-003」(左右で部番が違います)となってます。

それ以降の機種は「91256-729-931」と「91255-729-931」です。

 

でも安心して下さい、古い機体番号でも後期型の部品が使用できます ヽ(゚◇゚ )ノ

 

じゃー、何が違うの???

答えは↑

左が新型、右が旧型 ∑ヾ( ̄0 ̄;ノ

 

旧型は「リップシール」タイプ、軸とは線接触する構造。

断面が三角形の突起の先端が軸と当たる構造。

 

左の新型は「ウォーターシール」と呼ばれる構造。

写真では分解してありますが製品では組み立てて有ります。

内側の軸と当たる面が平です ヽ(゚◇゚ )ノ

面で軸と接触しています。

二重構造のシールなんです。

よりシール性が高いのが特徴。

 

旧型のシール交換時にはこのシールをお勧めします。

シールを交換後、ミッションオイルを注入 ヽ(゚◇゚ )ノ

指定オイルは10W-30を0.95L

間違って#90とか入れるとクラッチを引きずって勝手にローターが動いて危険です ( ̄□ ̄;)

 

 

 


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