久しぶりにヤナセの中古除雪機が入荷、現在分解整備中です (ノ゚ο゚)ノ
意外と情報の少ないヤナセの除雪機ですが、個性的な設計に関心することも多々。
この機種、除雪幅は実測78センチでブリッグス製の10.5PSガソリンエンジンを積んでます。
もちろんセルモーター装備 (ノ´▽`)ノ
サイドクラッチで旋回も楽、電動パワーハイトも装備なんですがシューターの回転は手動でクルクル回すタイプ ( ̄□ ̄;)
故障要因が少ない構造で好きな人は好きってタイプですね。
こうやって分解し消耗部分を整備する事でコンディションの良い中古機として生まれかわるんです。
ネットオークションの怪しい中古機とは違います \(゜□゜)/
ベルトカバーを外して、ハウジングを固定しているボルト4本とシューターを回転させるウォームギヤーの固定ナット1本を外せばこの通り。
整備性の良さはピカイチですね。
これはハウジングを外して前から見た図。
ホンダの除雪機を見慣れてると凄くシンプルに感じるんですが ( ̄□ ̄;)
パワーハイトの構造もシンプル、「コレでイイじゃん、ホンダ凝り過ぎ」って思うのは私だけでしょうか。
操作部もシンプル、走行クラッチレバーが無いんです ∑ヾ( ̄0 ̄;ノ
赤い握りのレバーを押すとすぐに走行出来ます。
ホンダやヤマハに慣れてるとカルチャーショックを受ける位あっけなく走行します。
安全性とか異論はあると思うけど、使いだすとコレは便利 (ノ゚ο゚)ノ
普段当たり前と思っている構造や操作方法がどれほど不便だったか思い知らされる不思議な機械ですね、ヤナセは。
これ設計した人に会ってみたくなりました。
なんとベルト2本掛け、それもLA40が2本Σ(゚д゚;)
LB40を1本じゃダメなんですかヽ(`Д´)ノって怒っちゃダメですよ。
これも個性です ヽ(゚◇゚ )ノ
おまけにプーリーを固定しているボルトに「楽しい仕掛け」が…
実は逆ネジ ≧(´▽`)≦
思いっきり楽しませていただきました「ポキッ」と…
個性の強い機械ですが、好きになるとハマっちゃいそうですね。
この機体、整備完了後に¥248,000(税別)で販売致します。
元々のコンディションも良いので整備でさらにレベルアップしておきます (o^-')b