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Channel: PLOW上越・ホンダウォークの修理ブログ
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コバシ製除雪機の弱点克服

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ここ最近修理依頼の多い作業に「コバシST」シリーズベルトテンショナー改があります。


このシリーズ、テンショナー支点があまりに粗末な造りの為古くなると「ガタガタになってベルトにまっすぐ当たらなくなります ((((((ノ゚⊿゚)ノ


結果的にベルトとプーリーの位置がずれて「ベルトの異常摩耗」「ベルトの脱輪」がおきて走行出来なくなります ヽ(`Д´)ノ


今回修理の機体はクボタKSR10D、コバシのOEMモデルです。



コバシと言えば「黄色」ですが、クボタブランドなので「オレンジ」です。



この機種はディーゼルエンジンなのでガソリン機より改造がチョッと面倒 (ノ゚ο゚)ノ



いつも通りカウンターシャフトを外そうとしましたがエキゾーストマニホールドが邪魔して外れません(`×´)

結局マニホールドを外すハメに…



コレが問題のカウンターベルトテンショナー軸 Σ(゚д゚;)

軸が削れて「溝」が出来てます、受け側の穴もかなり大きく広がってます ∑ヾ( ̄0 ̄;ノ

プーリーが右に左に「ゆさゆさ」動くわけですね。



改造作業は受けをフレームから切断し、穴を広げてカラーを挿入して溶接。

その後フレームに溶接して復元します。

って書くと簡単そうですが、4時間近くかかります。



今まで受けの両端3mm程で支えていた力を幅30mmのカラー全体で支える構造に改造したので耐久性は抜群です。


本来は設計時にこうするべきなんですが(`ε´)








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