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Channel: PLOW上越・ホンダウォークの修理ブログ
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ホンダ除雪機 HS80 シューターワイヤー交換

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ココの所、お電話で部品供給が終了した機種のお問い合わせが増えています。


中でも多いのが、ホンダ除雪機「スノーラHS80」に関して (ノ゚ο゚)ノ


ご存じ昭和の名機!今でも現役バリバリで稼働している機械ですが、残念な事に殆どの部品が供給終了で皆さんお困りの様です (ノ◇≦。)


今回は投雪距離を調整するシューターワイヤーの交換です。

(シューター先端の黒い部分を動かすワイヤーの事)

このワイヤーも供給終了で入手不可なんです、入手可能なワイヤーで代替します。


まずは古いワイヤーを取外します。

シューター側から作業開始、ワイヤーソケット取り付け部は皿状のワッシャーを食い込ませて固定しているのでニッパなどで取り外します、バキッとやちゃって下さい。



付け根が外れたらタイコ部分を外します。

およそ30秒ほどでの作業です。


続いて、操作部分の作業です。



操作パネル裏側のワイヤー取り付け部の穴を広げます。

元は直径6mmの穴ですが、新しいワイヤーを取り付ける為に8mmに仕上げます。

丸ヤスリでゴリゴリと削り丸く広げます。



広がったらワイヤーソケットを通しナットで固定。


ココの写真に注目です。

標準のワイヤー先端はタイコ型、新しいワイヤーは丸い穴が開いたアイ型なんです (ノ゚ο゚)ノ

なので、同じようには取付できません。

古いワイヤーを外したレバー穴と新しいワイヤーの穴を合わせます。


で、右側よりM6×30のボルトを刺し、左側よりセルフロックナットで締めます。

(セルフロックナットとは緩み止めナットの事、締めるとボルトに食い込み緩まない優れ物!)




この時締めすぎるとワイヤーのアイが自由に動けず、ワイヤーが折れ曲がってしまいます。

スパナで締めたら半回転くらい戻して下さい。

丸いアイの部分が自由に動けるようにします。

(セルフロックナットなので緩みません)



ハイ、完成です (*^ー^)ノ


作業時間は約15分、これで自由に雪を飛ばせますヽ(゚◇゚ )ノ


使用部品をご案内します。

ホンダ純正ワイヤー 54580-767-A10

ボルト          M6×30 (20mmだとセルフロックナットのカシメ部がかかりません)

セルフロックナット  M6 (HS970シリーズの安全ボルトのナットが最適)







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